| Eurypterus tetragonophatalmus ユーリプテルス・テトラゴノファタルムス | |||||
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| いわゆる「カンブリア爆発」で,全動物の祖が出現したのが約5億4000万年前のこと。そして,魚類が強力な顎をもち,海洋世界で覇権を確立したのが約4億年前のこと。その間,とくに浅い海で生態系の頂点にいたとされるのが,ウミサソリ類である。この化石は,その代表種「ユーリプテルス」のものだ。 ユーリプテルス類は,海洋生活に適したパドル(腕)をもつのが特徴のウミサソリ類で,この標本ではしっかりとその痕跡が確認できる。ウクライナから産出したものだが,当ギャラリー内にあるアメリカのユーリプテルスと比較すると,全体的にいかに保存良く残されている化石かがわかるだろう。頭部にしっかり両目も確認することができ,さらに右上の画像にあるように,3体まとめて一つの母岩に含まれているという,お買い得感のある品である。惜しむらくは,尾部にある槍のようなトゲが完全に欠けていることだ。 右下の画像は,古生物フィギュアの製作で定評のある海洋堂のもの。シルル紀の海ではこういった生物がハバを聞かせ,三葉虫やまだ登場したばかりの魚類を狩っていたと考えられている。 (体長約50ミリ:ウクライナ産:古生代シルル紀) |
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