Huntonia oklahomae  フントニア・オクラホマエ
これはめずらしい「フントニア」の防御姿勢標本。アメリカはオクラホマ州から。
 「フントニア」はアメリカのデボン紀三葉虫を代表する三葉虫として知られていながら,同時に非常に希少なことでも有名。めったに産出せず,完全体ともなれば,種によっては「給料○か月分」という婚約指輪並みで市場取引される。
 もちろんこれは,そうした完全体ではないものの,特徴をよくとらえたもの。三葉虫の防御姿勢についての説明は,ほかの標本にゆずるが(Phacopsなどを参照されたい),折りたたまれた体がよくわかる逸品である。最大の特徴である頭部先の小さなヘラもしっかり残っている。
 さらにこの標本のすばらしいところは,左複眼がレンズまでしっかりと確認できるということ。全体の保存率はおそらく7割を切るが,ここの特徴は明瞭に残されている。
(体長約28ミリ:アメリカ産:古生代デボン紀)
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