Hydrocephalus minor  ハイドロセファルス・マイノアー
チェコのカンブリア紀の地層から「ハイドロセファルス」である。
 まさに典型的ともいえるカンブリア紀の三葉虫である。すなわち,姿かたちがシンプルであり,小型(体長22ミリ)で,体節が多い。チェコは,カンブリア紀三葉虫の1大産地だったが,近年ではほとんど採集できていないとのことである。
 この標本は,ぷっくりと膨らんだ頭鞍部や,体節から出る細かなとげがしっかりと確認できるなかなかの品質である。体節から出るとげが,まるでフリルのように連なっているのを見てとれるだろう。また,頭鞍部の両サイドにある遊離頬がはずれてはいるが,右側だけはその痕跡も確認でき,そこからでのびる長いとげも見てとれる。
(体長約22ミリ:チェコ産:古生代カンブリア紀)
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