Smilodon californicusの頭骨(レプリカ) 
こちらは,いわゆる「サーベルタイガー」,「剣歯虎」としてしられる絶滅哺乳類「スミロドン」のレプリカである。
 スミロドンは,新生代新第三紀の更新世末期に絶滅したネコ科の動物で,二つ名の通り,その長く延びた犬歯が最大の特徴である。20センチメートルをこえる長さの犬歯も確認されており,この長い牙をつかって獲物の喉笛を切り裂き,失血死させていたとみられている。顎の間接は最大で120度まで開き,かむ力は相当なものだったとみられている。当時の生態系の頂点に君臨していたとみられているが,すでに絶滅している。一説によれば,当時,勃興しつつあった人類との競争にやぶれ,生態的地位を追われた可能性もあるという。
 このレプリカは,そうした頭骨の特徴をあますことなくとらえたミュージアムクラスの逸品。顎が垂れ下がりすぎのようにも見えるが,これでも90度はあいていない。120度という数字は実に驚きである。
(横幅34センチ(台座含む):オリジナルはアメリカ産:新生代新第三紀)
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