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| ・古生代 | 2008年 9/30(火) 始祖鳥よりも古い羽毛恐竜が発見されました。 中国内モンゴル自治区の中生代ジュラ紀の地層から,羽毛をもつ新種の恐竜の化石が発見されました。Epidexipteryx huiと名付けられたこの恐竜が発見された地層は約1億6800万年前〜約1億5200万年前のもので,始祖鳥(約1億5000万年前)よりもわずかに古いそうです。このため,E. huiが現在発見されている中で最古の鳥類となります。 E. huiの羽毛のほとんどは短く,飛ぶために必要な構造を備えていないそうです。このため,研究者は,E. huiの羽毛は体の保温や飛行のためではなく,異性にアピールするためや仲間に危険を知らせるためなどの視覚的なコミュニケーションの手段として使われていたと考えています。 E. huiの体の構造は奇妙で,前肢とがっちりした尾は現生の鳥類に似ているものの,短く高さのある頭部と大きな前歯はオヴィラプトル類の恐竜に似ているといったように,様々な生物の特徴が見られるそうです。(9/29 Nstional Geographic News,A bizarre Jurassic maniraptoran from China with elongate ribbon-like feathers, Nature Precedings) 5/19(月) 約5400万年前のオウムの化石が,スカンジナビアで発見されました。 スカンジナビアの約5400万年前の地層から,オウムの化石が発見されました。オウムは現在,南半球の熱帯地域にしか生息していません。しかしこの発見により,オウムは従来考えられていたよりも早く,そして最初は北半球で進化したということが示唆されました。 今回発見されたオウムの化石は新種と考えられ,Mopsitta tantaと名付けられました。M. tantaの化石は現在発見されている中で最古の,そして最も北から発見されたオウムの化石です。M. tantaが生息していた約5400万年前は,ヨーロッパ北部は暖かく,ドイツ,イングランド南東部,デンマークを覆う大きくて浅い潟が広がっていたと考えられています。南半球で見つかっている最古のオウムの化石は約1500万年前のものであることから,オウムは最初北半球で進化した後,南半球の熱帯地域へ広がっていったと研究者は考えています。(5/17 ScienceDaily,Palaeontology, 51(3), 575-582) 5/2(金) 白亜紀前期に生きていた鳥類の新種の化石が発見されました。 中国遼寧省の約1億3000万年前(白亜紀前期)の地層から,鳥類の新種の化石が発見さ,Eoconfuciusornis zhengiと名付けられました。E. zhengiは,中国でのみ発見されるconfuciusornithidという鳥類のグループの現在知られている中で最古の種だそうです。このため今回の発見は,恐竜から鳥類へどのように進化していったかを明らかにするのに重要な発見であると考えられています。(5/1 PhysOrg.com,Science in China, Series D-Earth Sciences, 51(5), 625-639) 2/27(水) ニュージーランドで白亜紀後期の海鳥の化石が発見されました。 ニュージーランドの白亜紀後期(約6550万年前)の地層から,海鳥の化石が発見されました。最低でも2属4種の新種が含まれていると考えられています。ニュージーランドでは最古の鳥類化石で,現生の海鳥の起源であろうと考えられています。(2/22 National Geographic News) 2007年 11/9(金) 初期の鳥類は,樹上ではなく地上で活動していたことがわかりました。 鳥類の起源とその初期の進化について,長い間議論がなされてきました。鳥類は地上から走って飛ぶようになったとする説と,樹上から滑空して飛ぶようになったとする説の2つの説が飛行の起源として主張されてきました。 この説を検証するために,現生の鳥類249種を地上性と樹上性に分類してその後ろ足の爪を調べ,鳥類の祖先(中生代の鳥類と獣脚類)と比較するという研究が行われました。この結果,地上性の鳥類の爪はまっすぐで,樹上性になればなるほど,爪が曲がりかぎ状になることがわかりました。そして獣脚類から中生代の鳥類まで全て,爪が比較的まっすぐで地上性だったことを示していたそうです。この形質は体サイズや系統に関係なく現れているため,化石種の生態を復元する上で非常に有用であると考えられています。(11/6 BBC News,Current Biology, 17, 911-912) 6/27(水) 熱帯で巨大なペンギンの化石が発見されました。 ペルーの3600万年前の地層から,巨大なペンギンの化石が発見されました。Icadyptes salasiと名付けられたこのペンギンは,体高1.5mにも達し,現生のどのペンギンよりも巨大な体をしていました。I. salasiが発見された地層からは,4種の新種のペンギンの化石も同時に発見されています。これらは全て熱帯を好んでいたと考えられています。現生のペンギンは全て寒冷な地域に適応しているため,ペンギンがI. salasiのように温暖な地域に生息していたとはこれまで考えられてきませんでした。アフリカペンギンやガラパゴスペンギンのように暖かい地域に適応したペンギンもいますが,これらは新しい時代に出現した種です。ペンギンは比較的最近,約3400万年前と約1500万年前の2度の寒冷な時期を過ぎた後に低緯度地域に進出してきたというのが,現在主流の仮説です。しかし今回発見されたI. salasiはそれ以前に低緯度地域に進出していたことになります。(6/26 BBC News,6/26 FOXNews.com,6/25 ScienceDaily) 1/29(月) パナマ陸橋ができる前に恐鳥類が北米大陸に進出していたことがわかりました。 テキサス州とフロリダ州で発見された恐鳥類,Titanis walleriの骨格に含まれる希土類元素が調べられ,恐鳥類が従来考えられていたよりも200万年も早く北米大陸に進出していたことがわかりました。 恐鳥類は体高1.5mを超える歩行性の鳥で,主に南米大陸に生息していたと考えられています。Titanisは約300万年前にパナマ陸橋ができて北米大陸と南米大陸が陸続きになったときに,南米大陸から北米大陸に進出していったと考えられてきました。しかし希土類元素の分析により,テキサス州から発見されたTitanisがパナマ陸橋ができる200万年も前の約500万年前に北米大陸に進出していたことがわかりました。現在パナマ陸橋を構成している島々を渡って北米に進出していったと考えられています。(1/24 ScienceDaily,1/23 FOXNews.com,1/23 PhysOrg.com,Geology, 35(2), 123-126) 2006年 9/15(金) 世界最古の水かきのある鳥の足跡化石が韓国で発見されました。 韓国の1億1000万年前(白亜紀)の地層から,水かきのある鳥の足跡の化石が発見されました。この化石は長さ5.1cm,幅4.5cmあり,Ignotomis yangiと名付けられました。(9/14 PhysOrg.com) |
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