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8,980円(税込)
アンモナイト(顎器付き)011
時代:中生代ジュラ紀後期(約1億5000万年前)
産地:Mornsheim Formation, Muhlheim, Solnhofen, Germany
始祖鳥の産地として有名なドイツ、ゾルンホーフェン産のアンモナイトです。
ゾルンホーフェンには中生代ジュラ紀後期(約1億5000万年前)の石灰岩が分布しています。当時は酸素が乏しい環境だったらしく、始祖鳥のほかにも魚や昆虫など、細かいところまで非常にきれいに保存された化石が多数産出することで有名です。
この標本にはアンモナイトとともに、めったに残ることの無い顎器が2個保存されています。
顎器とは、アンモナイトやイカ、タコ、オウムガイなどの口部にある、上顎と下顎からなる器官です。現生のイカ、タコ、オウムガイでは上顎の先端部と下顎の先端部の内側をこすり合わせて食物を噛み千切るのに使われています。アンモナイトでも同じような使われ方をしていたと考えられています。
2個の顎器はどちらも下顎です。左右に開いています。顎器の表面には幾本も走る筋が確認できます。特に1枚目の画像の顎器では、縦方向にほぼまっすぐ伸びた筋とともに、輪郭と並行のカーブした筋が残っています。1枚目の顎器の長さ約1.3cm、アンモナイトは長径約3.7cm。
非常に良質な逸品ですので,お買い上げ後も画像はギャラリーや当店と提携するオフィス ジオパレオントが関与する出版物などで使わせていただきたいと思います。あらかじめご了承ください。
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