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19,800円(税込)
レピドデンドロン019
種名:Lepidodendron sp.
時代:古生代石炭紀後期
産地:Norek, Czech Republic
古生代石炭紀に繁栄したシダ植物レピドデンドロンの幹の化石です。チェコ産,古生代石炭紀のものです。
レピドデンドロンの幹には葉がらせん状に生えていました。レピドデンドロンが成長すると幹から葉が落ち,その落ちた痕が涙型の凹凸となって残されます。これが鱗に似ているため,レピドデンドロンは日本語で「リンボク(鱗木)」と呼ばれています。
この標本では雄型と雌型の両方が残ったもの。片方ではきれいな葉枕(葉の落ちた痕)がびっしり並んでいます。特徴的な涙型の形がしっかり確認できます。葉枕の真ん中に伸びる溝,小さな丸い突起など,細かい部分までとてもよく確認できます。反対側でも葉枕の凹凸が確認できます。立体的な構造が残る素晴らしい逸品です。
上の2枚目の画像に写っている幹の長さ約11.5cm。
また、雄型と雌型が残った幹のほかに、もう1体別の幹も保存されています。
良質な逸品ですので,お買い上げ後も画像はギャラリーや当店と提携するオフィス ジオパレオントが関与する出版物などで使わせていただきたいと思います。あらかじめご了承ください。
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