ゾルンホーフェン産 立体的!
5,072円(税込)
セール対象外
アンモナイトの顎004
種名:Laevaptychus (?) sp.
時代:中生代ジュラ紀後期(約1億5000万年前)
産地:Muhlheim, Solnhofen, Germany
きれいなアンモナイトの顎です。始祖鳥で有名なドイツのゾルンホーフェン産です。
ゾルンホーフェンには中生代ジュラ紀後期(約1億5000万年前)の石灰岩が分布しています。当時は酸素が乏しい環境だったらしく,始祖鳥のほかにも魚や昆虫など,細かいところまで非常にきれいに保存された化石が多数産出することで有名です。
この標本は、そのゾルンホーフェンから産出したアンモナイトの顎(顎器)です。顎器とは,アンモナイトやイカ,タコ,オウムガイなどの口部にある,上顎と下顎からなる器官です。現生のイカ,タコ,オウムガイでは上顎の先端部と下顎の先端部の内側をこすり合わせて食物を噛み千切るのに使われています。アンモナイトでも同じような使われ方をしていたと考えられています。
この標本は下顎だと思われます。おそらくもともとひとつだったのが、途中で割れて曲がったのでしょう。大きい方の破片では端がカーブしているのがわかります。通常は平面的に保存されているため、このように立体感がわかる標本は珍しいです。2つの破片のうち、大きい方は長さ約4cm。見ごたえのある大きさです。
アンモナイトだけではなく顎器にも名前が付けられています。この顎器は表面が滑らかなためラエヴァプティクス(Laevaptychus)と思われます。
非常にレアで良質な逸品ですので,お買い上げ後も画像はギャラリーや当店と提携するオフィス ジオパレオントが関与する出版物などで使わせていただきたいと思います。あらかじめご了承ください。