ハイファントセラス003

　異常巻きアンモナイト，ハイファントセラスです。ドイツ産，中生代白亜紀のものです。
　ハイファントセラスは、伸びたばねのような形をしたアンモナイトです。そして成長の後の方では大きく殻の向きを変え、殻頂に向かってU字型に巻きます。「異常巻き」といっても奇形というわけではなく，一定のルールに沿った規則正しい形をしています。それぞれの形には，きちんと意味があったようです。
　この標本では，伸びたばねのような巻き方をした後に大きくU字型に巻く殻の形がよくわかります。また、肋も確認できます。きれいな逸品です。
　長さ約5.8cm。

　レアで良質な逸品ですので，お買い上げ後も画像はギャラリーや当店と提携するオフィス ジオパレオントが関与する出版物などで使わせていただきたいと思います。あらかじめご了承ください。

　下に、この標本の3Dモデルを表示してあります。3dモデルの右下にあるフルスクリーンボタンをクリックすると、大きく表示させることができます。
　なお、3Dモデルでは下がへこんでいますが、実際はへこんではいません。